今回は、コトブキヤ「創彩少女庭園」から「結城 まどか【桃桜高校・冬服】」のレビューです。
コトブキヤの美少女プラモデルといえば既にメガミデバイスやフレームアームズ・ガールなどがありますが、
新シリーズの「創彩少女庭園」は”創る””彩る”がテーマになっており、
メカ的な要素や武装などがない「普通の女の子のプラモデル」がコンセプトになっています。
![可動画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_26011.jpg)
創彩少女庭園 | 価格 | 発売日 |
結城 まどか【桃桜高校・冬服】 | 5,940円 | 2021年1月 |
- 作りやすさ ★★★★★
- 造形 ★★★★☆
- 色分け再現度 ★★★★☆
- 可動 ★★★☆☆
- ギミック ★★☆☆☆
- 付属品 ★★★☆☆
総評: 3.5 / 5
箱(パッケージ)
![箱画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2567.jpg)
![箱画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2570.jpg)
ランナー
![ランナー画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2498.jpg)
![ランナー画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2676.jpg)
ランナー数は20。
他は水転写式デカールが1枚付属。
結城 まどか 桃桜高校・冬服完成
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2585.jpg)
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2578.jpg)
メガミやFAGと比べると大型の武装等がないので本体自体はそんなに時間が掛からず組めました。
ただ手首パーツやヘアパーツの種類が多いのでそちらも含めると素組みでも少し時間が掛かります。
肌色パーツやスカートは艶消し済みで襟の白のラインも塗装済みなので素組みの状態でも完成度は高いです。
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2586.jpg)
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2590.jpg)
髪の毛も細かく造形がされていますが、成形色(無塗装)のままなので塗装済みのパーツが多い分少し浮いてしまってます。
ヘアピンは別途塗装が必要です。
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2589.jpg)
矢印の合わせ目部分はパーツが干渉しないよう可動する仕組みになっていますが、
気になる場合は合わせ目処理をしてしまってもいいかもしれません。
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_25922.jpg)
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像07](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2592.jpg)
カーディガンのボタンやポケット皺なども細かく再現されていますが、
ゲート跡が目立つので綺麗に仕上げる場合はヤスリかデザインナイフが必須です。
![結城 まどか 桃桜高校・冬服完成画像08](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2593.jpg)
膝部分の関節はメガミデバイスやFAGと違い関節部分が目立たない作りになっています。
360°View(回転動画)
可動
![可動画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2507.jpg)
胴体はメガミデバイスやFAGにあった胸部の可動が簡略化されています。
![可動画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2532.jpg)
![可動画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2509.jpg)
いつものように関節がキツめだったので、3.0mmピンバイスで各関節の穴を少し広げました。
![可動画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2533.jpg)
太ももの受け軸はボールジョイント型になっています。
付属品
![付属品画像001](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_26862.jpg)
フェイスパーツ
![フェイスパーツ画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2625.jpg)
フェイスパーツは、「笑顔」「驚き顔」「怒り顔」「照れ顔」の4種類が付属します。
ヘアスタイルパーツは、「ロングヘア(通常)」「ポニーテール」「ツインテール(レギュラー)」の3種類です。
ロングヘア(通常)
![フェイスパーツ画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_26181.jpg)
ポニーテール
![フェイスパーツ画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2616.jpg)
ツインテール(レギュラー)
![フェイスパーツ画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2618.jpg)
手首パーツ
手首パーツは、「平手」「持ち手(広)」「持ち手(通常)」「持ち手(狭)」「握り手」「ピースサイン」の6種です。
![付属品画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2527.jpg)
![付属品画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2632.jpg)
小物類(スマートフォン、スクールバッグ)
![小物類画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2608.jpg)
![小物類画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2612.jpg)
スマートフォンは、厚みが違う2種類が付属します。
スマートフォンを握り手に持たせても簡単に落ちてしまうので、
「持たせる場合は市販の両面テープなどを使用してね」と説明書に記載がありました。
両面テープって…。
スクールバッグもパッケージ絵を再現するためには別途塗装が必要になりますが、
そのままでも違和感がないくらいの出来です。
![小物類画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2661.jpg)
![小物類画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2660.jpg)
スカート+座り用太ももパーツ
![付属品画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2605.jpg)
![付属品画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2640.jpg)
スカートは「通常タイプ」「なびきタイプ」「座りタイプ」の3種類が付属します。
通常のスカートでは座らせるときにスカートと太ももが干渉して上手く座らせることができないので、
座りタイプ用の太ももパーツが付属します。
こちらは太ももと一体型なので可動はしない作りになっています。
![付属品画像07](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2606.jpg)
展示ベース(台座)
![付属品画像08](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2662.jpg)
ベース部分はパズルのピースのような形になっていて他の展示ベースと組み合わせることができます。
軸部分はボールジョイントで少しなら角度をつけることも可能です。
ただ保持力はそれほど高くないため、そこそこ重量のあるプラモの台座には向きません。
まどか自体は武装などもないので問題なくディスプレイ出来ます。
その他+余剰パーツ
![その他+余剰パーツ画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2629.jpg)
![その他+余剰パーツ画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2664.jpg)
その他はタンポ印刷がされていないフェイスパーツと手首パーツ、シュシュが余ります。
シュシュはがっちりとはハマりませんが手首部分に付けることも可能です。
![その他+余剰パーツ02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2666.jpg)
メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較と互換性
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2649.jpg)
全高はメガミデバイスより大きくFAGより少し小さいくらいのサイズです。
公式設定では、まどかは身長150cm、楓(左)は164cmなのですが、
メガミのアリスギアはノンスケールタイプなので設定より若干低くなっています。
![メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2540.jpg)
腰部のボールジョイントを外すと軸タイプにできるのでメガミデバイスなどの足パーツを取り付けることが可能です。
ただ足の形状が違うのでピッタリにはハマりません。
![メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2530.jpg)
![メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2634.jpg)
![メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2639.jpg)
フェイスパーツは、シリーズごとで形状が違うので互換性はありません。
頭部パーツは付属のジョイントパーツに換えることでメガミデバイスやFAGの頭部パーツを使用することも可能です。
![メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2543.jpg)
![メガミデバイス、フレームアームズ・ガールとの比較画像07](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2560.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_26792.jpg)
胴体のジョイントを使えば他シリーズの武器や武装を持たせることもできますが、
膝関節のジョイントに関しては付けた後抜けなくなる可能性があるので注意が必要です。
ギャラリー
![ギャラリー画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2653.jpg)
![ギャラリー画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2657.jpg)
![ギャラリー画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2674.jpg)
![ギャラリー画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_2650.jpg)
まとめ
良かったところ
色分け再現度も高く塗装済みのパーツも多いので素組みの状態でも見栄えがいいです。
他シリーズのメガミデバイスやFAGみたいに武装などは付きませんが、
ヘアパーツや手首パーツなどの付属品も多いので十分楽しめるキットになっています。
良くなかったところ
塗装済みのパーツが多い分、無塗装の髪の毛が気になりました。
缶タイプのつや消しスプレーを吹くか、メラミンスポンジで磨くだけでも見栄えは良くなると思います。
というわけで、今回は「創彩少女庭園」から「結城 まどか【桃桜高校・冬服】」のレビューでした。