今回は30MMシリーズからアチェルビー (TYPE-A)のレビューです。
30MM | EXM-H15A アチェルビー (TYPE-A) |
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シリーズ | 30 MINUTES MISSIONS |
発売日 | 2023年10月14日 |
価格 | 1,848円(税10%込) ※2023年10月時点 |
メーカー | バンダイスピリッツ |
公式サイト (製品情報) | EXM-H15A アチェルビー (TYPE-A) |
制作時間(目安) | 1時間前後 |
箱(パッケージ)
関節フレームなどの一部のランナーは30MMの流用ランナーですが
それ以外はアチェルビ専用の新規ランナーになっています。
内容物・付属品
付属品は
・アーマーパーツ
・ブレードサブマシンガン
・各ジョイントパーツ(肩アーマ取り付け用の肩ジョイント、リングパーツ等)
・ハンドパーツ
が付属します。
余剰パーツ
余剰パーツは30MM共通のフレームランナーとポリキャップが余ります。
余剰の腰部パーツは付け替えることで従来のようにCジョイントパーツを取り付けることが可能になります。
アチェルビー (TYPE-A) 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
パーツ数が増えているため既存の30MMの素体に比べると時間は掛かりますが組みやすさは変わりません。
初めて組む方でも武装も含めて45分〜1時間30分前後で組むことができると思います。
首は多少上下に動かせますがジョイントパーツが一体成形になっているため
可動域は30MSと比べると狭いです。
また左右の可動は襟部分が干渉するためほぼ固定です。
胴体は30MS寄りの造形になっていてスピナティアよりスリムになっています。
胸部パーツは接続部分が独自の形状になっているので
30MSの胸部パーツを取り付ける場合は加工が必要になります。
胸部パーツを差し替えることでスピナティアなどのアーマを取り付けることも可能です。
肩のジョイントは小型になっています。
ハンドパーツは一体成形に変更されたことで以前より保持力が上がっています。
太ももは曲線になっていて腕パーツ同様リングパーツが追加されています。
足は新規造形になっていますがスピナティアにあった3mm軸がオミットされています。
サイズ比較
サイズは約14.3cm前後でスピナティアとリシェッタのちょうど中間辺りのサイズです。
頭部
頭部のバイザーは取り外し可能で位置を調整(3段階)することができます。
頭部ツインテール(?)のジョイントは腕パーツと同じ径になっているので腕パーツを直接取り付けることも可能です。
フェイスパーツ
フェイスパーツのレンズはクリアパーツになっています。
フェイスパーツと頭頂部のジョイントは30MSと互換性があります。
ハンドパーツ
ハンドパーツはいつもの平手、武器持ち手、角度付き武器持ち手(右手のみ)が付属します。
武装
武装はブレードサブマシンガンとアーマーパーツのみのシンプルな構成です。
武装 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
ブレードサブマシンガン
ブレードサブマシンガンはサブマシンガンとブレードに分離可能です。
銃身も30MMシリーズのパーツと交換が可能です。
取り外したブレードは直接持たせることもできます。
レンズとブレードのクリアパーツはブラックライトを当てると光る仕様です。
アーマーパーツ
アーマーパーツは背中と腰のジョイントに取り付けることが可能でシンプルな構造ですが
ジョイントの幅を変えられるので独自のジョイント幅が多いフィギュアライズシリーズやガンプラなどのパーツも取り付けることができるので汎用性が高いパーツになっています。
軸先がピッタリ合わない場合があるのでマントの場合はオプションパーツの軸カバーなどを使用すると便利です。
他キットとの互換性
30MM
同シリーズの30MMとは今までと同様にミキシングが可能です。
30MS
アチェルビーの太ももパーツはサイズが30MSより若干大きいのでそのまま取り付けるとバランスが悪くなる場合があります。
アチェルビーの腰部パーツは30MSと比べても小さいので
例えば30MS胸部パーツ+アチェルビー腰部をそのままミキシングすると違和感が出てしまうので
ミキシングする際は工夫が必要です。
ギャラリー
※
・一部別売りのパーツを使用しています
まとめ
良かったところ
・30MMと30MSの互換性があり、自分の好みに合わせて
30MMのメカまたは30MSの人型にカスタマイズできるのでポテンシャルが高いキットです。
気になったところ
・昨今の物価高の影響もあり武装やアーマーパーツが豊富な陸戦アルトと比べると
価格差が100円ほどしか変わらずオールインワンキットとしての価格設定は若干高めです。
・新規造形の肩と手首の関節部分が若干渋いので動かす際は破損に注意する必要があります。
・胸部と腹部を繋ぐジョイントパーツがスピナティアより1mmほど短くなっているので
しっかりはめてないと動かしているとすぐに外れることが多かったです。
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