今回はコトブキヤより「フレームアームズ・ガール」シリーズからメガミデバイスコラボ「バーゼラルド Animation Ver.」のレビューです。
バーゼラルド Animation Ver. 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
フレームアームズ・ガール | 発売日 | 価格 | メーカー |
バーゼラルド Animation Ver. | 5月26日 | 6,930円(税10%込) | コトブキヤ |
パッケージ(箱)
ランナー
ランナー数は台座なども含めると約36つ。
そのほかは瞳の水転写デカールが1枚付属します。
シールやエフェクトパーツなどはありません。
ランナーの一部は同じFAGシリーズの「ゼルフィカール」や「通常版バーゼラルド」のランナーが流用されています。
カラーガイド(塗装レシピ)
製作過程
一部のランナーパーツは既に塗装やつや消し処理がされています。
箱の説明にも素組みでも設定に近い仕上がりになると記載されていますが
塗装されたパーツによっては色むらや塗装かぶりがあり
そういった箇所は自分で塗装し直しになるので最初から塗装済みというのも場合によりけりですね。
後頭部は、別パーツになっていて先端の髪は、4箇所が別可動する仕組みになっています。
この辺り、コトブキヤの変態技術の高さがわかります。
公式のサンプル画像を見たときは肌の色や鼻の形が気になったんですが実際に組んでみたらそこまで気になりませんでした。
ちなみにアニメ版のバーゼはこの髪色なのですがパッケージやフィギュアのバーゼは金髪に近い配色です。
コトブキヤ公式特典には特別カラーの髪の毛パーツ(金髪)がついてくるので金髪がいいならそちらを使えということでしょうか…!
バーゼラルド Animation Ver. 素体モード 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
製作時間は素体のみで2時間くらいでした。
胸部パーツはパーツ分割による色分けで中央部にはクリアパーツが使われています。
ヘアパーツはゼルフィカールからの流用で丸軸型の可動軸で上下に動かすことができます。
コトブキヤの美少女プラモ全般に言えることですがパーツのゲートの処理が甘いと
パーツ同士が上手くはまらなかったりします。
特に関節パーツなどは無加工だとぎちぎちになってたりするので試しにはめてみてスムーズに可動しない場合はヤスリやピンバイス等で少し削ってあげる必要があります。
削りすぎると今度は関節がゆるゆるになるので加工する場合は慎重に。
素体 可動
頭部・髪・上半身
肩・腕・脚・全体
パーツは細分化されているため可動域に問題はなくポージングも取りやすいです。
ただ足裏がヒールの形状になっているので台座がないと自立はしづらいです。
付属品
付属品は、
タンポ印刷済みのフェイスパーツ3種類。
非武装状態の頭部パーツが1種類(余剰で髪の毛パーツが1つ)。
非武装時に取り付ける腰部のパーツ1種類。
手首パーツ6種類。
が付属します。
余剰パーツ
余剰パーツは、
腕や脚のところに取り付けられるジョイントパーツ。
通常バーゼラルドのランナーパーツ。
首関節の交換用パーツと関節周りのパーツです。
メガミデバイス 相河愛花との比較
同じ低身長タイプのメガミデバイスの「相河愛花」と並べてみましたが、全長は約1cm程バーゼの方が高いです。
腕・脚の各部パーツの比較
腕パーツの肌の部分は、バーゼの方が短くなってますが、ジョイントパーツも含めると長さはほぼ同じくらいになります。
足の付け根のラインはバーゼの方が若干スリムな作りになっています。
頭部の交換
頭部は、そのままだと口径が合わないので付属されてるメガミデバイス用のジョイントに交換することで頭部を交換も可能です。
フェイスパーツの付け替え
フェイスパーツを交換する際は、前髪パーツを外して、フェイスパーツを交換するだけで簡単に付け替えることが出来ます。
フレームアームとメガミデバイスでは、フェイスパーツのジョイント形状が異なるので、交換する際は頭部ごとの交換となります。
非武装用の頭部パーツも付属しています。
ただ、後頭部の髪の毛の先端部分のパーツは、共有なので全てを付け替えると手間が掛かります。
バーゼラルド Animation Ver. 武装モード 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
背部ユニット
背部ユニットも製作時間は2時間くらいでした。
背部ユニットは動かしているとパーツがポロポロ取れるので(素組みの場合は)完成したら
説明書の接着剤使用推奨箇所はすぐに接着したほうがいいかもしれません。
背部ユニットの可動・ギミック
サブアームはパーツ同士が干渉して90度くらいが限界ですが、根元に可動が入っているので色々なポージングが可能です。
スラストアーマーは両側のパーツを分割するとセグメントライフル状態にすることができ
手首パーツを専用ものに交換することで持たせることも出来ます。
武装の取り付け
武装の脚部を取り付ける際は素体の脚を外して武装用の脚部のジョイントに刺すことで簡単に取り付けることができ可動も問題ないです。
ジョイントパーツを使用することで、背部ユニットの武装を直接、腕や脚に付けることが可能になっています。
ギャラリー
まとめ
不満があるとすればパッケージ絵のウィンクのフェイスパーツがなかったことで
出来自体は相変わらず安定のクオリティでした。
場合によっては関節周り軸穴の調節が必要だったりするので初めて組む方には少し癖のあるキットですが
デザインが気に入った方にはおすすめできるキットです。
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