今回は、「機動戦士ガンダムSEED」からフィギュアライズスタンダード 「ラクス・クライン」の素組みレビューです。
4月に発売されたフィギュアライズのレーナを除けば久しぶりのガンダム系ヒロインのキット化です。
今回は、フェイスパーツの通常顔がタンポ印刷になり他2種のフェイスパーツは水転写式デカールが採用されています。
バンダイもいよいよ美少女プラモに力を入れてきたということでしょうか。
同シリーズのレーナのは良いところもあったんですが、もう一歩のところも多かったので今回は発売前から期待していました。
フィギュアライズのレーナのレビュー記事は、↓のリンクから飛べます。
![ギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0092.jpg)
Figure-rise Standard | 価格 | 発売日 | 製作時間(目安) |
ラクス・クライン | 3,520円(税込) | 2021年08月21日 | 2時間30分前後 |
- 作りやすさ ★★★☆☆
- 造形 ★★★★☆
- 色分け再現度 ★★★★☆
- 可動 ★★☆☆☆
- ギミック ★★★☆☆
- 付属品 ★★★☆☆
総評: 3.1 / 5
箱(パッケージ)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0096.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0097.jpg)
![パッケージギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0098.jpg)
箱のサイズは、31cm×20cm 高さ8cm。
普通のフィギュアライズの箱サイズより少し大きめです。
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0815-e1629612153757.jpg)
箱の中身もスカートパーツだけ仕切りがあったりと少し変わっています。
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0820.jpg)
箱から取り出してみた感じランナー数はそこまで多くなさそうです。
そして、スカートパーツの存在感がすごい。
ランナー
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0822.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0824.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0825.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0826.jpg)
![ランナーギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0816.jpg)
ランナー数は、9つ。
他は、フェイスパーツ用の水転写式デカールと服のラインに貼るシールが1枚と説明書が付属しています。
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_08752.jpg)
A1ランナーは、フィギュアライズのジョイントのランナーが流用されています。
カラーガイド(塗装レシピ)
![カラーガイド](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_0819.jpg)
製作
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/seisaku01.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/seisaku03.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/seisaku02.jpg)
![製作ギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/seisaku04.jpg)
髪パーツは、今回は、コトブキヤの美少女プラモデルみたいにボールジョインと接続になっています。
髪の造形も細かくディテールが入ってますが髪の裏側の肉抜きっぽい感じが少し気になりました。
ただ、これでレーナより価格が安いのでバンダイも相当頑張ったんではないでしょうか。
袖部分のパーツは、両袖の形状が微妙に違うので同時進行で製作する場合はパーツの取り付け間違いに注意です。
素組み完成
![素組みtop](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0100.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0101.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0102.jpg)
![素組みギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0103.jpg)
製作に掛かった時間は、2時間30分前後でした。(あくまで目安として)
デカールやシールを貼る作業まで入れるともう少し掛かるかもしれません。
色分けが必要な箇所は、服のラインだけです。
服やスカートの皺なども表現されていて素組みのままでも十分な完成度になっています。
可動
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0111.jpg)
![可動ギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0119.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/kadou02.jpg)
![可動ギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/可動髪.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0120.jpg)
腕パーツは後ハメ加工のような形になっていて、極力合わせ目が出ないように配慮がされています。
肘部分がボールジョイント接続になっていて可動範囲が広くなっています。
ただ、ボールジョイントの接続部分は浅くハメているだけなので少し外れやすいです。
スカートの外側のパーツは、説明書の表記ではPS製ですがPSよりゴムに近い感触でした。
下半身の可動は、スカートの構造上制限があります。
付属品+余剰パーツ
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_08761.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0108-21.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_08781.jpg)
![付属パーツギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_01331.jpg)
付属パーツ
フェイスパーツは、通常顔(タンポ印刷済み)、笑顔、困り顔の3種類。
手首パーツは、平手(左右)、祈り手(左右)、ハロ持ち手(左右)。
ハロは、非展開状態と展開状態が1種類ずつ。
ランナーレスの台座が1つ。
となっています。
フェイスパーツに関しては、通常顔以外は水転写式デカールを自分で貼る必要があるので、
普段、デカールを貼り慣れていない方には、少し難易度が高いかもしれません。
「水転写デカール 貼り方」で検索すると解説されてるサイトがたくさん出てくるので
不安な場合は、貼る前に事前に調べておくといいかもしれません。
実際に貼るとこんな感じです。
![水転写済み画像](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0107-2.jpg)
余剰パーツは、関節周りのパーツが余ります。
![余剰パーツ](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/IMG_08812.jpg)
ギミック
プラモデルオリジナルギミック「ミニスカートVer.」への換装
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0146.jpg)
![スカート交換](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0147.jpg)
スカート部分の下側のパーツを取り外すだけで簡単に換装でき印象もかなり変わります。
![スカート交換02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0149.jpg)
フェイスパーツの交換
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/kamikoukan.jpg)
フェイスパーツの交換に関しては、従来と同じ手順です。
ラクスの場合、もみあげパーツも交換しないといけないので少し手間が掛かります。
![髪パーツ交換02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0159.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0157.jpg)
後ろ髪やもみあげ部分は、ボールジョイント接続で簡単に取り外しができるので、
後ろからの見た目を考慮しなければ、「後ろ髪なし」や「短髪」風にすることもできます。
サイズ比較
![比較](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0115.jpg)
全長は、従来のフィギュアライズと同じくらいです。
![比較ギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0117.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0116.jpg)
レーナが大変なことになっていますが、
首の接続ジョイントは、同じフィギュアライズでも径の大きさが違うので顔パーツより径が小さければ乗せることはくらいはできますが無加工だと完全な付け替えは厳しそうです。
360°View(回転動画)
ギャラリー
![ギャラリー](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0137.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0143.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0144.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0153.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0155.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0156.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0180.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0162.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0178.jpg)
![](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0182.jpg)
まとめ
というわけで、今回は、Figure-rise Standard SEED ラクス・クラインの素組みレビューでした。
オリジナルのミニスカートギミック、手首パーツやハロを使ったポージング、
髪パーツは、色々な髪型にできたり、遊びの幅が広く、塗装もしやすくていいキットだと思います。
フェイスパーツの通常顔以外は、水転写式での貼り付けになるのでプラモデルをはじめたばかりの方には少しハードルが高いかもしれません。
ただ、その点を考慮してもラクス好きの方には、十分おすすめできるキットです。