今回は、バンダイの新シリーズ「30 MINUTES SISTERS」から
「30MS SIS-G00 リシェッタ[カラーA]」の素組みレビューです。
フィギュアライズシリーズなどではすでに美少女プラモを出していたバンダイですが、
今回は、美少女プラモデルシリーズとして出すということで話題になっていたキットの第1弾です。
そして、前回レビューしたラクスでは一つだけだったタンポ印刷のフェイスパーツが
今回は、全てのフェイスパーツがタンポ印刷になっています。
![30MS SIS-G00 リシェッタのTOPの画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_05021.jpg)
30 MINUTES SISTERS | 価格 | 発売日 | メーカー |
30MS SIS-G00 リシェッタ | 2,530円(税込) | 2021年08月28日 | バンダイスピリッツ |
- 作りやすさ ★★★★★
- 造形 ★★★★☆
- 色分け再現度 ★★★★☆
- 可動 ★★★☆☆
- ギミック ★★★★★
- 付属品 ★★★☆☆
総評: 4 / 5
※総評は掲載時点のものです。今後、変動する場合があります。
箱(パッケージ)
![30MS SIS-G00 リシェッタの箱(パッケージ)の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_02892.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの箱(パッケージ)の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0294.jpg)
箱のサイズは、ちょうどHGUC版ガンダムの箱と同じサイズでした。
![30MS SIS-G00 リシェッタの箱(パッケージ)の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_02922.jpg)
中身のランナー数もそこまで多くなさそうです。
ランナー(内容物)
![30MS SIS-G00 リシェッタのランナー(内容物)の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_02981.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのランナー(内容物)の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_02971.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのランナー(内容物)の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0299.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのランナー(内容物)の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_03041.jpg)
ランナー数は、全部で9つ。
今回は、シールや水転写式デカールなどの付属はありません。
説明書を表記ではフェイスパーツも含めてすべてPS製となっているので
コトブキヤのABSパーツより塗装はしやすそうです。
製作
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ran01.png)
30MSは作り方が少し変わっていて最初にランナーを割って
ランナーの番号(部位)ごとに集めて組む形になっています。
実際に組んでみた感想ですが、ランナーを探す時間がいつもより短く済んだので30MSに限らず
今後プラモでもぜひ採用して欲しい方式です。
頭部〜胴体
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ri頭部01.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ri胴体01.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ri胴体02.jpg)
胴体〜腕足〜完成
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ri腕足01.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ri胴体03.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの製作の画像07](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/ri腕足02.jpg)
ノーマルモード完成
![30MS SIS-G00 リシェッタのノーマルモード完成の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0368.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのノーマルモード完成の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0379.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのノーマルモード完成の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0378.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのノーマルモード完成の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0370.jpg)
製作時間は、1時間30分前後でした。
撮影も挟みながらだったので少し時間が掛かってしまいましたが、
組むのが早い方なら1時間前後で組むことも出来そうです。
構造は、コトブキヤ製の美少女プラモと似ていますが、
リシェッタの場合は肩関節のジョイントの形状が少し特殊だったり
胴体接続部分のジョイント可動がオミットされています。
とはいえすべてが手抜きというわけでもなく、合わせ目はきちんと段落ちモールドがされてあり
足裏まで細かく造形されています。
![30MS SIS-G00 リシェッタのノーマルモード完成の画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0356.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのノーマルモード完成の画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0477.jpg)
可動
![30MS SIS-G00 リシェッタの可動の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/可動01.jpg)
頭部の可動に関してはリシェッタが短髪ということもあって
肩との干渉もないので360度回転させることも可能です。
胸部も同じく360度回転できますが、横に向けた時が少し外れやすいです。
フェイスパーツの交換
フェイスパーツの交換
![30MS SIS-G00 リシェッタのフェイスパーツの交換の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0479.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのフェイスパーツの交換の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0480.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのフェイスパーツの交換の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0481.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのフェイスパーツの交換の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_04821.jpg)
交換手順は、他のプラモのフェイスパーツ交換と同じ手順です。
形状が違うので他のプラモのフェイスパーツや髪パーツとの交換は出来ません。
ただ、今後発売される30MSシリーズとは互換できそうな気はします。
![30MS SIS-G00 リシェッタのフェイスパーツの交換の画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/フェイスパーツ.jpg)
フェイスパーツは、左から通常、叫び?、笑顔の3種類が付属します。
サイズ比較
![30MS SIS-G00 リシェッタのサイズ比較の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0413.jpg)
左からHGUCガンダム、メガミデバイス(楓)、リシェッタ、フィギュアライズ(ラクス)です。
楓は脚がヒールのため全長が少し高めになっていますが、サイズ的にはリシェッタに一番近いサイズになっています。
付属品
![30MS SIS-G00 リシェッタの付属品の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0382.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの付属品の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0448.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの付属品の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0426.jpg)
付属品は、
アームドモードのパーツ一式。
武器持ち手用の手首1種。
30MM用の頭部交換ジョイントパーツ1種。
接続ジョイントパーツ1種。
が付属しています。
リシェッタには、手首に持たせる武器や接続する台座などは付属しないので
アームドモードのパーツ以外は互換用のパーツ扱いです。
アームドモードへの換装
![30MS SIS-G00 リシェッタのアームドモードへの換装の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0385.jpg)
手足に付いているパーツを3mm軸が付いているパーツに差し替えて
3mmジョイントにパーツをはめていけば完成です。
![30MS SIS-G00 リシェッタのアームドモードへの換装の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0403.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのアームドモードへの換装の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0407.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのアームドモードへの換装の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0406.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのアームドモードへの換装の画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0404.jpg)
手首に取り付けるパーツは、2つ穴が空いているので少しだけ長さを変える事が出来ます。
![30MS SIS-G00 リシェッタのアームドモードへの換装の画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0492.jpg)
360°View(回転動画)
各プラモデルとの互換性
HGガンプラ
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/頭部交換02.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0449.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_05055.jpg)
本来は30MM用の頭部ジョイントパーツですが、HGガンプラにも使用出来ます。
バックパックは後ろ髪に干渉しないパーツなら割となんでもいけそうです。
武器持ち手用の手首は、持ち手部分が大きかったり手首の一部を外して持たせる武器は
持たせることは出来ませんが、肩をガンプラの肩アーマー変えれば持たせられます。
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0506.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0507.jpg)
Figure-rise Standard
フィギュアライズに関しては、どのジョイントも軸が一回り大きく
リシェッタにパーツ(ラクス)を取り付けることはできませんでした。
フィギュアライズ側のジョイントを加工すれば取り付けることが出来るかもしれません。
メガミデバイス・フレームアームガール
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/頭部交換01.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0455.png)
首のジョイントは、無加工で取り付けることができ頭部交換も可能です。
ただコトブキヤプラモのジョイントは無加工だと取れにくいので少し穴を広げてから
はめた方がいいかもしれません。
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像07](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0457.jpg)
手脚のジョイントは、径の大きさが違うので無加工だと取り付けることは出来ません。
3mm軸のところは無加工で取り付けることができます。
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像08](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_05088.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像09](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/女神交換01.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタの各プラモデルとの互換性の画像10](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0489.jpg)
ギャラリー
![30MS SIS-G00 リシェッタのギャラリーの画像01](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0473.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのギャラリーの画像02](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0476.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのギャラリーの画像03](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0472.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのギャラリーの画像04](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0499.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのギャラリーの画像05](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0500.jpg)
![30MS SIS-G00 リシェッタのギャラリーの画像06](https://jinplablog.com/wp-content/uploads/2021/08/APC_0495.jpg)
まとめ
今回は、「30 MINUTES SISTERS」から「30MS SIS-G00 リシェッタ」のレビューでした。
組み易いように設計されていて期待していた以上の出来でした。
価格面でもこれから美少女プラモを作りたいと思っている方におすすめできるキットです。
他プラモデルとの互換性もすごくてバンダイが推奨している30MMをはじめ
HGガンプラやメガミフレガのパーツを無加工で取り付けることが出来るので
「上半身をガンプラのパーツや武器にして下半身をメガミフレガ」みたいなことも
手軽に出来るのでリシェッタ本体だけでも色々遊びの幅が広そうです。
不満だった点は、頭部のパーツ外れ易さ、手首と脚首の関節部分のジョイントの柔軟性です。
※別売りで手首パーツと改修された首パーツのセットオプションパーツが発売されました。
今後発売される再販キットの方も改修版に変更されるかもしれません。(追記:2022年3月3日)
今後、オプションで発売されるかもしれませんが瞳用の水転写式デカールも欲しいと思いました。
良くなかったところ
・頭部のパーツ外れ易さ&関節ジョイントの脆さ(最新の再販版は一部改修されています。)
良かったところ
・組み易いように設計されていて価格面でもこれから美少女プラモを作りたいと思っている方にもおすすめできるキット。
・他プラモデルとの互換性もよく30MMをはじめ、ガンプラや(※互換できないパーツもあるが)FAGメガミのパーツを無加工で取り付けることも可能。