今回はコトブキヤからフレームアームズ・ガールシリーズよりドゥルガーIのレビューです。
箱(パッケージ)
箱の厚みは約13.5cmほどです。
ランナー
塗装レシピ・カラーガイド
内容物・付属品
主な付属品は武装モード用のアーマーパーツです。
この他にも瞳やアーマーの水転写式デカールが付属します。
説明書の後ろの方にデカールガイドが載っているのでデカールを貼るときに迷うといったことはないと思います。
武装モードパーツ
武装用のパーツはカラーリングや一部パーツを除きベースとなっているマガツキのアーマーの流用パーツが多いです。
余剰パーツ
余剰パーツはベースとなっているマガツキのパーツ(鞘)やポリキャップなどが余剰で出ます。
刀は付属しないのでマガツキの完全再現は出来ませんが
パーツを組み替えることでマガツキ風の武装モードにすることが可能です。
※マガツキの武装モードでは肩のパーツを引き出した状態が正しい武装モードになります。
フェイスパーツ
・リボン無し
フェイスパーツは
・通常顔
・片目閉じ笑顔
・叫び顔
の3種が付属します。
・リボン有り
手首パーツ
手首パーツは
・握り手
・平手①
・平手②
・武器持ち手①
・武器持ち手②
の5種が付属します。
ドゥルガーI 軽装モード 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
ドゥルガーはFAガールの中でも武器が少ないので武器やアーマーマシマシのFAガールと比べたら比較的組みやすくなっています。
もみあげ部分はボールジョイントになっていて可動させることが可能です。
軸先が細く短いので動かす際は破損に注意が必要です。
髪型は珍しいウェーブ(ロング)ヘアになっていて細かいところまで造形されているので素組みの状態でも見栄えがいいです。
後髪は丸軸接続になっていて左右を髪を独立で動かすことができます。
ただ接続が緩く動かしているとかなり外れやすかったです。
後頭部のパーツを展開することで可動域をさらに広げることが可能です。
腕と脚は武装モードと共有する形で説明書では素体モードではなく軽装モードという呼称になっています。
クリアパーツは裏側にモールドが掘られていて通常のクリアパーツより見栄えが良いです。
他のFAガールの素体の腕と脚があれば素体モードも再現可能です。
画像ではアーテルサマーのものを使用していますがアーテルサマーはジョイント部分が特殊なので接続が若干緩くなります。
ドゥルガーI 武装モード 360°View
アーマー部分はゲート跡が目立ちやすいので綺麗に仕上げる場合はヤスリ等のゲート処理が必要になります。
武装用の前髪はヘッドギア(装甲)を外して付属のリボンに付け替えることが可能です。
肩アーマーはボールジョイントになっていてある程度動かすことが可能です。
前垂れやサイドパーツも軸可動で動かせるようになっています。
軽装モード時はカバーが付いているのですが奥の方まで差し込むとかなり外し辛くなるので
取り外しやすいように浅くハメるなどの対策が必要です。
足のアーマーパーツはボールジョイント軸になっていますがここも外れやすいです。
接着してしまうと可動できなくなってしまうため接着剤を使用しない場合は紛失に注意です。
背部ユニットはマガツキの肩アーマーパーツと同じものが使われているので
パーツを展開することでマガツキ武装モードの肩アーマーを再現することが可能です。
可動軸が複数あるのでフレキシブルに動かせます。
ヘイルラング(ランス)
ドゥルガーIの武器はランスのみとシンプルな構成です。
長さは約14cmほどです。
ランスと腕パーツを固定する専用のパーツも付属します。
分割することでメイスとショートランスにでき別々に装備することも可能です。
ギャラリー
※一部、別売りのパーツを使用しています
ドゥルガーIの評価・まとめ
肩関節の保持力、髪やアーマーパーツの(ポロリ)外れやすさなど気になる箇所がいくつかあり
素組み時点での完成度は80%、作り手側の改修で100%の完成度になるっといった感想でした。
ただ造形自体は素晴らしく派手なポージングをつけたりアーマーの換装の手間などを考慮しなければ
FAガールの中でもパーツ類は少ない方でさくさく組めて素組みでも見栄え良く仕上がるいいキットだと思います。
企画進行中のドゥルガーⅡでは髪型やアーマーの一部が少し変更されるみたいなので
望み薄かもしれませんが関節やアーマー周りの改修にも期待したいところ。