今回は、「Figure-rise Standard」から「デジモンアドベンチャー ウォーグレイモン」のレビューです。
同じフィギュアライズシリーズのAmplified版のウォーグレイモンは既にキット化されていますが、
今回のウォーグレイモンはアニメ設定を元にデザインされたキットで、
Amplified版と比べるとシンプルなデザインとなっているのが特徴です。
またAmplified版と比べ、一部のギミックはオミット(省略)されていますが、
価格もAmplified版(4,400円)から半額(2,200円)の価格になっており、
初めてFigure-riseのデジモンシリーズを購入する方にも手に取りやすい価格になっています。
Figure-rise Standard | 価格 | 発売日 |
ウォーグレイモン | 2,200円(税込) | 2021年10月09日 |
- 作りやすさ ★★★★★
- 造形 ★★★★☆
- 色分け再現度 ★★★★☆
- 可動 ★★★☆☆
- ギミック ★★☆☆☆
- 付属品 ★★☆☆☆
総評: 3.3 / 5
箱(パッケージ)
箱の厚みは約7.5cmで、
以前レビューしたフィギュアライズの仮面ライダーフォーゼの箱より厚みが1cmほど小さく、
HGUC版のガンダムの箱より2cmほど大きいサイズになってます。
ランナー
ランナー数は、11つ。
他は瞳や紋章部分などに貼るシールが1枚付属します。
カラーガイド(塗装レシピ)
ウォーグレイモン完成
瞳のところだけシールを貼った状態です。
全体的に大きいパーツが多くランナーもそこまで多くなかったのでサクサク組めました。
Figure-rise Standardなどのプラモデルを組んだことがある方なら1時間〜2時間くらいで組めると思います。
今回は、瞳の部分はシールを貼っていますが、
瞳やブレイブシールドの紋章部分にもディテールが入れてあります。
ウォーグレイモン(シール有り)
付属していたシールを全て貼った状態です。
シールを貼る箇所は、頭部の角、肩アーマーの突起、手の先端の爪、シールドの紋章部分です。
特に勇気の紋章のところは白が加わることでシールを貼る前より見栄えがとても良くなります。
シルバーのパーツは少し暗めのシルバーで塗装されています。
赤のパイプ状のパーツは分割されているので無塗装でも色分け再現度は高いです。
Amplified版では、造形されていた手の部分やドラモンキラーの爪の可動も今回は省略されています。
背中のブレイブシールドは、ボールジョイント接続になっていて、非展開状態と展開状態を再現可能です。
今回、ディスプレイ台座は付属しませんが、
腰部には台座接続用のジョイント穴があるので別売りや手持ちの台座を使えば、
空中ポージング(ガイアフォース)などのシーンも再現可能になっています。
360°View(回転動画)
サイズ比較
全高は約16cmでフィギュアライズプラモと同じくらいのサイズです。
可動
可動に関しては、いつものフィギュアライズと変わらない可動域です。
ただ首元のところが動かしているとき少し外れやすかったです。
関節部分は最近のフィギュアライズとしては珍しいポリキャップ製のジョイントが使われています。
足裏が大きいため安定して自立するので他のキットと比べポージングも付けやすくなっています。
余剰パーツ
ポリキャップ製のジョイントパーツが一部余ります。
ギャラリー
まとめ
良かったところ
素組みの状態でも色分け再現が高く、
ランナー数もそれほど多くなくてとても組みやすいキットでした。
Amplified版と比べる省略されているギミックなども多いですが、
その分、手に取りやすい価格になっているので、
アニメ版のウォーグレイモンが好きな方にはおすすめできるキットです。
良くなかったところ
首元のパーツが若干ポロリしやすかったのと、正面から見た時合わせ目の箇所が目立ちました。
というわけで、今回は、「Figure-rise Standard」から「ウォーグレイモン」のレビューでした。
「Figure-rise Standard メタルガルルモン」のレビュー記事はこちらから読めます。