今回はバンダイスピリッツより30 MINUTES SISTERSシリーズからSIS-T00 リリネルのレビューです。
リリネルは30MSシリーズ最小のサイズ(約13cm)になっており、
ボディパーツには可動軸が追加されて可動域が広がっています。
また別売りのララネルとアーマーパーツを組み合わせることでフル装備状態のアームドモードにすることができるようになっています。
30MS SIS-T00 リリネル 360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
リリネル説明書より
表情豊かで元気いっぱいなシスター。
小柄でありながら、持ち前の元気さで”ぴょんぴょん”と駆けまわる。
アーマーやヘッドフォンの正しい使い方を勉強中•••。
箱(パッケージ)
ランナー
内容物
内容物はリリネル本体以外に手首パーツとアーマーパーツが一緒になったオールインワンタイプです。
手首パーツはアルカ、ファルファリーナに比べ価格が下がったためかピースと指差しの手首のパーツがなくなっています。
余剰パーツ
余剰パーツは
・30MMとの頭部交換に使用するジョイントパーツ
・バックパック用ジョイントパーツ
・軸カバー
・フェイスパーツに使用できる口パーツ
が余ります。
余剰の口パーツには通常の口パーツと違い中央にモールドが入っていて
説明書にもご自由にお使いくださいという表記しか記載がなく謎パーツになっています。
塗り分けて使用してくださいということでしょうか。
30MS リリネル ノーマルモード
360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
胴体に可動軸が追加されたため作業工程は増えていますが、
アームドパーツの作りもシンプルなため組み立てに要する時間は既存の30MSとさほど変わりませんでした。
また細かいところまでパーツ分割がされているので素組でも色分けはバッチリです。
肩や太もものジョイントパーツには水着シリーズと同じで合わせ目が出ない作りになっています。
ただパーティングラインが少し目立つので気になる方はヤスリで少し削るといいかもしれません。
リリネルはウサギがモチーフなので各所にウサギマークが造形されています。
ヘアパーツはパーツ同士が干渉しないよう可動式になっています。
ただファルファリーナのバックパックのように幅があるものはヘアパーツが干渉します。
使用する場合はヘアパーツを交換するか腰側のジョイントパーツを使用するなど何らかの対策が必要です。
スカートパーツは通常と(スカートが開いた状態)座り用の2種類が付属します。
座り用のスカートパーツを使うことで以前の30MSより自然な座りポーズが再現可能です。
足の軸カバーを外すと3mm軸のジョイント穴になっています。
今回使用するパーツはありませんが他キットとのミキシングが可能です。
フェイスパーツ
フェイスパーツは通常(視線左)、笑顔(口開き)、泣き顔の3種類が付属します。
笑顔のフェイスパーツ顔は口部分が別パーツ(塗装済み)になっていて、
今までの口開きのフェイスパーツと比べ奥行きのあるスケールフィギュアのような仕上がりです。
手首パーツ
手首パーツは握り手、武器持ち手、開き手①、開き手②の4種類が付属します。
オプションハンドパーツと比べるとリリネル付属のものは色が明るめです。
造形も若干違います。
手首パーツの開き手②は別売りのララネルの手首パーツと合わせることで手繋ぎポージングが再現可能です。
手繋ぎとは言ってもロックなどはなく手を添えるだけなのでポージングを付けるのが意外に難しいです。
今回、武器持ち手用の武装は付属しませんが、30MMやガンプラなどの武装を(加工なしで)持たせられます。
腕パーツをメガミデバイスやFAGの腕パーツと交換することで
持ち手の形状が違う他メーカーのMSGなどの武器パーツを持たせることも可能です。
※メガミデバイス側の軸穴が若干きついめなので頻繁に動かすと保持力がなくなる可能性があります。
既存30MS(リシェッタ)との比較
外観・サイズ・重量
全高は
リシェッタが約14.5cm
リリネルが約13cm
と1.5cmほどの差があります。
それに合わせて手や足のパーツも短くなっています。
重量差は約3gほどです。
今回、アームドモード用のパーツを取り付ける手や足のジョイント部分はオミット(省略)されています。
一応、リリネル付属のジョイントパーツとスピードアーマーのみで(一部のパーツを除き)装備させることも可能です。
フェイスパーツの互換性
フェイスパーツの基部パーツは同じものが使われているので、
従来通り既存30MSと頭部やフェイスパーツの交換が可能です。
胸部パーツの互換性
胸部パーツのジョイントは1軸から2軸タイプに変更されています。
これにより既存のオプションボディパーツを使用する場合は胴体パーツごと交換する必要があります。
既にキット化されているものでリリネルと胸部パーツの互換性があるのは現時点でララネルのみとなっています。
30MS リリネル アームドモード
360°View
画像を「ドラッグ」または「スワイプ」することで画像の角度を変更できます。
前髪パーツとヘッドフォンは組み立て時は一体型になっていますが、
分解することでウサミミパーツ単体で使用することも可能です。
肩のパーツや腕に取り付けるアーマーパーツは3mm軸接続です。
リリネルのアームドモードは手首パーツを取り付けない珍しいタイプです。
手首部分には3mmの軸穴が空いているので軸先の細いビームサーベルやエフェクトパーツなどを取り付けることができるようになっています。
リリネル・ララネルのアーマーパーツの合体
ララネル側で使用するパーツは腕に取り付けるパーツと足パーツのみです。
フル装備状態を再現するためにはララネルが必要なので、2,750円 × 2 = 5500円。
合体状態のリリネルとララネルを一緒にディスプレイする場合は、
11000円となかなかのお値段です。
ギャラリー
※一部、別売りのパーツを使用しています。