今回は、「装甲娘」から
「LBCS ジ・バニャン コザクラツグミ」のレビューです。
装甲娘は「ダンボール戦機」が元になっていて、
作中ではLBX(小型ロボット)の装甲を装着して戦うという設定の作品です。
ジ・バニャン コザクラツグミは、LBCSシリーズの第3弾目のキットになります。
LBCS | 価格 | 発売日 | メーカー |
ジ・バニャン コザクラツグミ | 7,480円(税込) | 2022年2月17日 | コトブキヤ |
- 作りやすさ ★★★☆☆
- 造形 ★★★★☆
- 色分け再現度 ★★★★★
- 可動 ★★★★☆
- ギミック ★★★☆☆
- 付属品 ★★☆☆☆
総評: 3.5 / 5
※総評は掲載時点のものです。今後、変動する場合があります。
箱(パッケージ)
箱のサイズは以前レビューした創彩少女のまどかと同じくらいです。
厚みはツグミの方が若干厚みがあります。
ランナー(内容物)
ランナー数は、約16。
同じ価格帯のコトブキヤキットと比べると少なく感じます。
箱の厚みには余裕があり、コトブキヤキットあるあるの「箱にランナーを戻すと箱が閉じなくなる」ということもありません。
デカールは、瞳と足首のアーマー部分に貼る紋様デカールが付属します。
カラーガイド(塗装レシピ)
付属品
付属品は、
キット本体。
尻尾2つ。
エフェクトパーツ。
猫耳パーツ2種。
フェイスパーツ4種。
ディスプレイ台座1つ。
です。
余剰パーツ
ランナー流用がないため余剰パーツはでないようになっています。
(説明書では予備扱いになっています。)
ジ・バニャン コザクラツグミ
ジバニャンの特徴的な欠けた左耳、鈴、尻尾、腹巻きなどデザインの元になった
ジバニャンの要素が入ってます。
シンプルなデザインですが、細部までパーツ分割がされているため、
普通に組み立ててもそこそこ時間が掛かりますがその分、色分け再現度は高いです。
一部の合わせ目は段落ちモールド処理がされていて、
合わせ目に違和感がないように配慮されています。
腹巻きで見えにくいお腹周りもしっかり造形されています。
手首の関節は軸可動とボールジョイント接続になっていて可動域は意外に広いです。
肉球部分は別パーツによる色分けです。
ハンドパーツを取り付けたい場合は、別売りのFAGの手首パーツが必要になります。
(メガミデバイスの手首ジョイントは径が小さいので合いません。)
スカートのリアアーマーには尻尾と台座接続用の穴があります。
ちなみにヒトダマ(尻尾)などのクリアパーツはブラックライトをあてても箱絵のような発光はしません。
フェイスパーツ
フェイスパーツは、左から「通常顔」「ウィンク顔」「叫び顔」「困り顔」の4種が付属します。
猫耳パーツは通常のものと少し垂れた状態の猫耳が付属するので、
片側だけフェイスパーツと一緒に交換することで色々な表情をつけることが可能です。
頭部パーツは一つしか付属しないので猫耳を付けていない状態だと接続用の穴が目立ってしまいます。
フェイスパーツの接続ジョイントは他シリーズと形状が違うので互換性ありません。
他シリーズのフェイスと比べると、LBCSシリーズは少し大きいです。
首のジョイントの径は、FAGや創彩少女と同じ5mm径なので無加工で頭部交換することが可能です。
可動
スカートはFMG初音ミクのように可動式になっているので、
可動させることでパーツの差し替えなしで座りポーズを取らせることができます。
足の接地面も広いので片足立ちも可能です。
サイズ比較
他シリーズの低身長タイプと並べてみました。
全高はツグミが一番低いものの頭部が大きいので少しデフォルメされたような体型になっています。
胴体側のジョイント径はメガミデバイスと同じくらいの大きさです。
太ももは軸の凹凸がFAGやメガミデバイスと逆なので互換性はありませんが
根本は軸型になっているので足の受け軸が丸軸タイプのキットならミキシングが可能です。
(別売りのFAGの関節手首パーツやミキシング等で補完は可能。)
ただ頭部が他のシリーズと比べて少し大きめなのでここは好みが分かれるところ。